2013年6月30日日曜日

pullback handlebars

ネタが溜まる一方のOn Any Sundayです。

On Any Sundayオリジナルのハンドルバー[perfect replicaシリーズ]及び[style replicaシリーズ]に
ご興味を持っていただき、何件かお問い合わせなど頂戴しました。

ありがとうございます。

ただいまウェブショップが仮で作成したものでして
近日正式にアップしました際にはより細かい商品説明など加えるつもりですが
ハンドルバーの寸法についてのお問い合わせをいただくので、こちらで説明します。

まずプルバックバー。

プルバックバーはperfect replicaとstyle replicaで同じハンドル形状です。

こちらで把握している資料によりますと・・・
(間違っていたらごめんなさい)

1974年~1976年 FXおよびFXE
1979年~1980年 FXS

の純正プルバックハンドルの形状です。

81年以降のFXSやFXB、FXSBなどFXシリーズのプルバックハンドルは
OEM品番が変わります。

82年からはスイッチボックスの形状も変わり、
いわゆる配線の逃げ「へこみ有り」のハンドルですので
81年のみ単独したOEM品番のハンドルです。

またアイアンなんかは同じ品番の末尾にアルファベットが付くだけで
プルバック量が変わったり、絞りが変わるのです。

ショベルプルバックハンドルと言っても実は色々種類があります。

しかしなんといっても、FXEのゆるーい、しぶーいプルバックハンドルは
たーーーーーーーっと高速を流していると、なんとも楽チンで
あー、遠くまでいきたくなるなーという形状でして
また車体の右斜め後方から車体を見ても、
得も言われるノスタルジックさが漂い
乗ってよし、眺めてよしと店主の大変お気に入りのハンドルなのです。

また、エボスポなんかにも車格に収まるハンドルでして
私自身が昔初めて883にプルバックハンドルを取り付けて
右斜め後方からのプルバックのタレ具合を見た時に
感動と共にニヤニヤが止まらなくなったことを思い出します。

まぁプルバックハンドルといっても世の中にゴマンとありますから
各々の好みもあるでしょう。

しかし店主自身が何本「純正」といわれるハンドルを探しても探してもちょっとずつ形状が違ったり
パーツサプライヤーの純正レプリカといわれるものを購入してもなんか違うなーと思って、
本当の本当の純正ハンドルとは?と悩みに悩んでいた所
当時ある事情により一度メーカーで取り付けをし、
その後外されたハンドルが大量にストックされていたものを
分けて頂き、他に入手した無数のハンドルと比較ののち
サンプリングしました。

さてさて前置きが長くなりましたがハンドルの形状でしたね。

センター幅 約 125mm 


全幅 約728mm

立ち上がり 約175mm 

プルバック 約220mm

またハンドルに巻きつけてあるWarningステッカーですが
色々なハンドルを手に入れる中で
Warningステッカーが逆さまについていたり
古いものはDOT5の指定ではなくてDOT3と書かれていたり
フォントも微妙に違っていたり
これまた色々ありました。


販売している製品に貼り付けてあるステッカーは
屋外用ステッカー媒体やト○タ純正外装用の媒体など、
様々試した結果、貼りやすく、シワもよらず、耐久性の良い媒体を見つけて採用しています。

ハンドルに貼る面は縦方向に巻きつけるだけでなく、
ハンドルのアールに合わせて3次元で貼り付けるため
通常のステッカーではシワが寄ります。

ステッカーだけでも実は色々あるのです。

ちなみに純正ステッカーもラフに貼ってありますので
(巻き付けの始めと終わりが綺麗に重なっていない)
同じようにラフに巻きつけてあります。
意図して揃っていないのでご了承を(笑)


 super perfect "replica" pull-back handlebar 56083-74
スーパーパーフェクトレプリカ プルバックハンドルバー 56083-74
ハンドル形状 クリップ穴 warningステッカー ローレット 全てショベルFXSローライダー純正プルバックハンドル(56083-74)と 同じディテール made in JAPAN
18,900yen



"style" replica pull-back handlebar 56083-74
スタイルレプリカ プルバックハンドルバー 56083-74

ショベルFXSローライダー純正プルバックハンドル(56083-74)と同形状で、 クリップ穴無し ローレット無し(きちんとクランプ出来ます。) ステッカー無し made in JAPAN 15,900yen

2013年6月17日月曜日

ちゃんとしたものが欲しいだけ

On Any Sundayは思います。


ただただ、ちゃんとしたものが欲しいだけ、と。




ハーレーダビッドソンのカスタムが好きな人がよく聞くステレオタイプ

「オイル漏れたり、部品が飛んで行ったりするものだから」

「ハーレーはこんなもんだから」

そんな訳ない。

時代背景や会社のバックボーンなんかで時代によって製品精度が違ったりするかもしれないけど

新車当時にオイルが漏れてたり、あり得ない部品の壊れ方はしない。

そんなステレオタイプは昔の話

今はたくさんの情報があって、たくさんのお店のブログで紹介されているように

そんなところまでチェックするのー?!ってくらい技術が上がっていて

ハーレー関係のビッグイベントになると、ショベルなんて当たり前で

ナックルヘッドやフラットヘッド、はたまたオホッツバルブのモーターサイクルまで

自走でパーキングに現れるのを象徴するように

今や日本は旧車大国なのだ。

でも技術は上がっていても、部品はわざわざアメリカから取り寄せた中華パーツ、台湾パーツで

ハーレーショップのメカニックは想定していた部品取り付け時間を大幅にオーバーして

新品部品に修正に修正を重ねて取り付けていたりする。

(もちろんちゃんとした中華、台湾パーツはあるが。)

エンドユーザーもインターネット普及率が格段にあがったおかげで

サイバーショッピングを楽しみ、自分で取り付けできるだろと思って買った部品が

すんなり取り付けできない部品だったり、取り付けた翌月には錆び付いていたりして

せっかく買った部品を床に叩きつけるのだ。

そう、ただただ、ちゃんとした部品が欲しいだけなのに。




On Any Sundayでは過去の日本企業のように

何年もかけて部品をチェックし、あらゆる事態やクレームを想定したテストを繰り返したり出来ませんが

少なくとも「自分が欲しい物」を「自分で使用」して、「がっかりしないもの」をリリースしていきます。

どうしても製品として妥協しなければいけない点はあり、そういった点は可能な限り明記します。

価格も大量生産品のものと競える金額ではないです。

それでもいいかなっと思って、手にとってもらえたらうれしいです。

全員に欲しいと思ってもらえないものもありますが、

だれか「欲しい」と思ってくれるひとがいたらいいなぁ。

ちょっと大袈裟でしたかね(笑)