2014年7月31日木曜日

AIRSTREAM RESTORE part5

毎日があっという間に過ぎていく。

ありがちなセリフだけど48時間ください。


室内の撤去物も溜まってきたので


お片づけします。

木材→燃やす
金属→売る
その他産廃→有料処分

の3つに分類。
木材についたままの金属のレールやフレーム、ビスも外す。

この日に梅雨明け。
湿度、気温ともにハンパじゃない。
U氏に仕分けをお願いして、店主が片付け。
ありがとうございました。

コストコで売っている農業用カート?が大活躍。
かなりオススメです。


だいぶスッキリ。 


木材もこんなにコンパクトに。
BBQで使います。


ベッドから右、産廃。
冷蔵庫から左、金属。


今度は室内。
天井からぶら下がるライト類は全て12V。
車の室内灯の感覚です。

プラスチックで雰囲気良くないので、ポイッ。

配線は絶縁して内張りにしまいます。


天井にあった、電気を沢山食うのにうるさくて冷えないエアコンは撤去。


給湯器を外したらボコっと穴が。

わかりますか?
外パネル→断熱材→内装パネルで厚さ5cmほど。

断熱材が役に立たないほど
夏は暑く、冬は寒いことが想像できます。


ガルバリウム鋼板をさくさくっと切り抜いて穴という穴を塞ぎます。
給湯器跡。


換気扇跡。

 



こんな感じでエアリベッターでバスバス打ち込みます。


天井の外すものも外したので床材を貼る前にやることやっときます。

天井は木材を貼りたかったけども
パネルが重量を支えきれずに落ちてくる可能性もある。
2mm厚の軽いベニヤじゃ見栄え悪いし、9mm厚のOSB合板じゃ重たいし、
ウッド調壁紙じゃ妥協してるみたいだし、
ということでコスパと安全性を考えてペンキで仕上げます。

失敗したらまた塗ればいいのです。


酷暑が予想されたので、早朝からペタペタします。

お空のペンキ事件の教訓を活かして
かなり入念なイメトレの結果、渋めの色のチョイスになりました。


これで床貼りの準備完了。

2014年7月29日火曜日

AIRSTREAM RESTORE part4

全部塗ったら良くなるだろうかと
気になりながらも、塗り続けた青いペンキ塗り。

塗ったけどすっきりしない。

現実逃避して床材を買いに行きます。

公私ともにお世話になってます千葉はSIXXの石田さんに紹介していただいた
建材市場さんで床材の相談をし、
新木場の木材問屋さんに引き取りに行きました。

エアーストリームに使うものなので
地面からの湿気が上がる問題、店舗としての土足使用、
住宅用の床材で自分のイメージに合うものがない
ということで通常は屋外ウッドデッキに使用する
ウエスタンレッドシダーに決めました。

ヒノキ科の木材で、耐久性が高く
天然で含まれる成分が殺菌防虫効果を持っていて
腐りづらいというものです。
カヌーにも使われる素材だそう。


2X6で尺が3m
55本積み込みます。


助手席を外して正解。


カナダ産レッドシダーの問屋さん



海の方で激ヤバなことを始める
レストア仲間のYさんとこのボクサー犬Pちゃん


人懐っこくてかわいいのに
我が家のお父さん犬ルークは完全にビビってる。


壁のバッタにもビビってる。


スネた。

買い物いくぞーっと。



にっこり。



 オイルステインを塗りこんで質感を出す。


O氏が作業中の写真をくれました。




やっぱり違う!ってことで白で塗りつぶした。

U氏に手伝って頂いて丸々1日。

塗りなおして正解!! 

壁と天井の境目がないから
空を青く塗っているようだった。

次は床材を貼るために色々準備。

2014年7月27日日曜日

AIRSTREAM RESTORE part3

猛暑ですね。

いや、酷暑ですか。

この記事の写真の時はまだまだ暑くなかったなと振り返ります。

AIRSTREAM室内の水回り関係、クローゼット、ベッドルームを撤去後
カーペットやフローリングも外しました。

次は細かいところ行きます。


キッチン下の水のヒーター?の排気パイプ。

これも切断。

換気扇もベッタベタ。

外側から引っこ抜きました。

壁に空いた穴は後でパネルを貼って塞ぎます。


手前にぽっかり合いた穴。

これはトイレの便器の真下。

奥の穴の下らへんまで下水タンクがあります。

下水タンクの排水弁を閉めて、トイレ洗浄中をしこたまぶち込んで
バケツの数杯流し込んで数日。

排水弁をもう一度開けて、排水後に弁を閉めたらだいぶ臭いがしなくなりました。


細かい作業がまぁ多いこと。

縦横にリベットが並んでいますが、エアストリームは航空機と同じような構造体ですので
このリベットの裏に梁があります。

それ以外はペコペコです。

壁が黒ずんだりしているのはシャワールーム裏や水回りの裏などのカビです。

天井から黒いシミが下向きに降りてきている場合は雨漏り。

幸いこのエアストリームには雨漏りは確認できませんでした。

奥に我が家の犬軍団の最年少ポンが見えます。



そのポンと千葉県民の味方「ジョイフル本田」に買い出し。



暇そうです。

でも犬が耐えられるくらいの暑さだったということです。

今、作業に同行させたら、数時間でホットドックになってしまいます。


突然壁を塗り始めました。

この時点でかなりイメージと違う気がしていましたが・・・
「えーい、ままよ!」


うーん、やっぱり全然違う気がする。


ちなみにエアストリームの壁をローラーで塗ると
ガタガタガタっとムラができます。

リベットで止まっている所と、止まっていない部分とで壁のパネルのテンションが違うからでしょう。
さっき言っていたペコペコとはこういうことです。

一筋縄ではいきません。

続きます。

2014年7月23日水曜日

AIRSTREAM RESTORE part2

毎日少しずつですが作業進んでいます。


とりあえず壁をぶちぬいて端から端まで見通したかった。
34ftは全長およそ10m。
ここまでスッキリ見渡せるエアストリームは見たことが無かった。

エアストリームの内壁はアルミのパネルがリベット留めされているだけ。
壁も家具も、リベットかタッピングビスで固定されていて
充電式インパクトレンチでガンガン外していった。

予想はしていたけど、さすがアメリカ人の仕事。
色々な箇所でリベットと、プラスビスとマイナスビスが不規則に使われていて
その都度ビットを付け替えるのが面倒だった。

左は4箇所留め、右は3箇所留めの左右均等でないとか
ビスが途中までしか打ち込んでないとか
そんなの当たり前。



今回はインフラを電気のみとするために
上下水道、ガスの2つに関するものは全部撤去。
電気は車としての直流12Vと
通常の電化製品を使用するための交流100Vが備わっていて
天井のランプは車のテールランプと同じ電球が使われている直流12Vでした。

電気関係も店舗事務所として使えるように整備します。

冷蔵庫は長期間使われていなかったブラックボックスと化していたため
厳重に養生して運び出しました。



ちょっとずつ。


ちょっとずつ撤去。


床から天井に抜けているパイプは臭気パイプ。

う●ことおしっ○を貯める、下水タンクの匂いを外に抜くためのパイプです。
鼻で呼吸しないようにして、慎重に切断。


触る勇気がちょっと足りなかった便器もO氏があっさり外してくれました。

便器を外したあとのう●こタンクにはとりあえずベニヤの蓋をしました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 

一旦作業はストップし、神戸に弾丸出張。



夜中に出て、仮眠を取りつつ向かったら12時間も掛かってしまった。

そんな訳でご挨拶に伺ったROAD RUNNERさん。








めちゃめちゃ緊張しました。

LEEさんに色々なお話を伺うことが出来て、伺って良かった。

古着やヴィンテージヘルメット
バイクや様々なことがインターネットをきっかけに変わったけれど
芯がぶれずに続けていくということ。




LEEさんのご紹介でACE MOTORCYCLEさんにもご挨拶させていただきました。

製品として販売するものと、ワンメイクの部品とのクオリティーの妥協点について
考えさせられました。
とんでもない車両がギュウギュウに置いてありました。

緊張しすぎてほとんど全くお話出来なかったのは内緒です。

その後、伺いたかった所や会いたかった人がいたのですが
急な弾丸ツアーでゆっくりすることも出来ず
そのまま帰路につきました。


気づけば出発からなにも食べていなかったので
途中SAで食事をして、その後500キロノンストップで千葉まで帰りました。
人間やれば出来るもんだ。


スーパームーンだったかな。