On Any Sunday BLOG: ROAD RUNNER "RORUN HELMET L-1"

今日、店内で商品の撮影を行っていると

自転車に乗った小学校高学年くらいの少年が話しかけてきました。

「すみません、このあたりに自転車屋さんありませんか」

どうやら自転車のヘッドライトが壊れているらしい。

店から50mくらい先に町の自転車屋さんがあるから行ってみたら？

すでに訪ねて行って部品がなかったようだ。

その自転車のヘッドライトはホイールの”ハブ”に内蔵された発電機で発電するタイプのようで

昔ながらのタイヤにダイナモを押し付けて発電するタイプではない様子。

チェーン店の大型自転車店まではここから1キロ以上ある。

うちは自転車屋さんじゃないし、自転車の部品なんで在庫していない。

困った少年をみてこちらが困った。

お父さんやお母さんに部品買ってもらって持っておいで。取り付けてあげるから。

それか今度お金持ってきたら代わりに部品買っておいてあげるよと帰るように促すと

ポケットをまさぐって500円を差し出してきた。

おいおい、500円じゃそもそも自転車屋さんに行っても直せないじゃないか。

そして明日野球の練習があって、練習に乗って行く自転車のライトが切れていると

コーチに怒られるから練習にいけないと。安全面の指導だろう。

親に相談したらどうだと言ったが、今日中にどうにかしないといけないと困り顔。

う～ん、なにかないかなと店内を見渡すと

祖母が乗っていたロッドブレーキの丸石自転車が。

後付でつけたであろう、ダイナモを押し付けるタイプのヘッドライトがついていた。

これでいい？うん。

祖母の自転車から取り外したヘッドライトを少年の自転車につけてあげた。

500円はいらないから将来バイクに乗れよ～

そんな人情味あふれる佐倉市城下町商店街からBLOGを更新しております。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ROAD RUNNER『RORUNHELMET L-1』

以下ROAD RUNNERさんのHPより引用

ロードランナーが20年近く扱ってきたビンテージヘルメットの集大成として、

パーツ（レザーストラップ、レザーイヤーパッド、スナップ、リベット、モールなど・・）

から始まり構想５年、製作に２年の歳月を費やし完成させたRORUNHELMET L-1

BELL 500-TXを指針に、「本物を超える」をコンセプトに製作しました

オリジナルの帽体を何個も解体し、FRP手張りの帽体を厚さ、重さまで再現

また、ゴマ塩の２分割インナーも忠実に再現しました

言うまでもなく、内装の生地も限りなくオリジナルに近い

オリジナルを超えるため、ダブルストラップ、イヤーパッドは上質なレザーを使用し、

更にリベット、スナップも現代の技術で素材を向上し、忠実に再現

ヘルメット本体にRORUNHELMETステッカーシート（前後左右の4枚）、

そして専用BOX（ロゴデザイン、WIDE RANGE）と当時のフルラインを再現しました

ぬかりは、全く無しです

当店で手にとって見る方みなさん、唸って帰られます。

形優先のレプリカヘルメットとはひと味違います。

本物の500TXもかなり高騰していますが、

ヘルメットとしての役割は果たせないものが多い状況です。

価格は高いと感じるかもしれませんが

もともとヘルメットは高いものです。最新技術で作られた新品ヘルメットはもっとします。

以下ROAD RUNNERさんのHPより引用

＊このヘルメットL-1は、６０年代当時INDI500レースで使用されるスペックをもちますが
　現代では、安全基準をクリア出来ません。（クリアするヘルメットは大きい）
　ベタですがこの説明を付属させて頂きます
　規格外、装飾用製品のため一般公道での使用はできません
　少なからず半ヘルより、あとフニャフニャのジェットよりは安全です　